相手の態度に困惑。ご相談者様の気持ちに寄り添った解決に成功。
ご相談前
ご相談者様は、配偶者の不貞行為や浪費などが原因で、離婚をされました。ただ、財産分与が未了であったため、配偶者から財産分与の審判を申し立てられました。ご相談者様は、不貞行為をされた上、相手方の浪費までがあったのに、謝罪もないまま、財産だけ請求されたことに納得がいっていませんでした。
ご相談後
財産分与審判に対応するとともに、離婚慰謝料請求の調停及び訴訟を行いました。不貞行為については時効の問題もありましたが、財産分与での主張及び慰謝料請求での主張により、相手方の請求の半分以下に抑えることができました。
弁護士からのコメント
収入が高い方の場合、相手が不貞行為をしても、財産分与の額の方が大きくなって、不貞行為をされたにもかかわらず、こちら側がお金を払わなければならない事態になることがあります。心情的に、それは納得が行かないでしょう。そのため、慰謝料を求めつつ、財産分与での譲歩を引き出し、最終的には納得の行く範囲で合意できました。
その他の解決事例
離婚済だと聞いていた人と関係を持ったが、請求額の約半額で和解へ。
ご相談者様は、相手の男性から「離婚した」と聞いていたため、お付き合いを始めていましたが、実際には離婚しておらず、男性の妻から慰謝料請求をされてしまいました。
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ご相談者様は、夫婦間のトラブルから体調を崩し、すでに別居済でしたが、別居から半年たっても体調が治る見込みがなく、夫婦関係も良くはならなかったため、婚姻を解消したいというご希望で来所されました。また、相手方から提示された条件は、養育費・慰謝料とも高額で、子との面会も当面認めないという厳しい条件でした。
詳しく見る示談交渉で離婚成立へ。
ご相談者様は、離婚を求めて別居したものの、相手方が離婚に消極的であり、ご相談者様が有責配偶者にあたる可能性もあったため、交渉の難航が予想されました。また、相手方の婚姻費用及び養育費の要求が、ご相談者様の収入水準からいって高額で、満額支払うことは難しい状況でした。
詳しく見る互いの要望を見極め、たった1回の調停で離婚成立。
暴力や浮気などはお互いになかったものの、夫婦仲の折り合いが悪く、ご相談者様も精神的に疲弊してしまったので別居しました。相手方は離婚に応じる様子がなく、ご相談者様も先が見えない不安から仕事にも支障を来し、退職に至ってしまいました。また、子どもとの面会も適うか不透明な状況でした。
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